Super Gripen
-JAS39スーパーグリペン-ロット4-



スーパーグリペンは従来のJAS39をあらゆる面で上回る強力な戦闘機となります。
まず大きく目に付くのは大きなコンフォーマルタンク。F-15を始めとして、F-16やラファールなどの戦闘機にも装備されるようになりつつあります。当然燃料の増加により機動性は大きく損なわれてしまいますが、ミサイル主体の現代航空戦では機動性の差により明暗を分かつことはまれになりました。IRIS-Tのような、すれ違う敵機すら撃墜可能なオフボアサイトミサイルが登場することにより、いっそうその傾向は強まると思われます。

次に…キャノピー前に装備された赤外線捜索追跡装置IRSTがあることもわかります。IRSTはSu-27/MiG-29に初めて搭載された空対空の受動式捜索追尾センサーで、空中の条件さえよければ50Kmの索敵レンジを持ちます(Su-27のOEPS-27の場合)。
自ら信号を発しないことにより低い被発見率を実現でき、またIRIS-Tとの連動によりヘルメット照準が可能となります。

そして左右両翼から後方に流されているのは曳航式デコイで、脅威ミサイルのレーダーを真似た電波を放出することにより、自機を実際の大きさ以上に長く見せミサイルの直撃を防ぐ役割を担います。

飛行機の心臓部ともいえるエンジンもRM12から、より強力なもの(F414ベースか?)へと換装されます。CFTにより増加した重量分に見合った推力を出すことが可能となります。同時に燃費も大きく向上します。

JAS39A/CのPS-05Aレーダーは従来のプレナーアレイレーダーでありました。グリペンより若干後に登場した同世代の戦闘機はほとんど全てフェイズドアレイレーダーを装備しております。スーパーグリペンではレーダーもフェイズドアレイレーダーに換装され、空対空、空対地において大きな戦闘能力アップが期待できます。

左右両翼端から流されているものは曳航式デコイ。チャフと同様レーダー誘導ミサイルの回避に用いられます。ミサイルのレーダー波を真似て、後方に偽の反射波を作りだす事により、自らを本来のサイズより大きく見せかけて誤認させる事ができます。




グリペンコンセプト
  機体諸元
  JAS39誕生
  JAS39C/D
     コックピット
  PS-05/Aレーダー
  スーパーグリペン
     STOL
  グリペン採用状況
  
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